■番組内で紹介された取り組み

地元が作る場外イベント

番組の冒頭では、フェス会場の外で行われた地域向けのイベント（FES CITY SOGA GATE 2nd）が取り上げられました。過去出演アーティストのサイン展示コーナー、フェスのロゴと撮影できるフォトスポット、スタンプラリー、ここでしか買えない限定グッズ販売などが紹介されました。
インタビューでは、普段フェスに関わりが少なかった地元の方の「これまでは自分たちに関係ないと思っていたけれど、楽しそうだと思えた」といった声もあり、地元とフェスの距離が少し縮まった様子が伝えられました。

フェス運営の裏側を知る体験ツアー

続いて紹介されたのは、地元住民を招待した「ガイド付き体験ツアー」。地元大学生がガイドとなり、実際にフェス会場を案内し、スピーカーの向きや音漏れ対策など、会場の工夫を分かりやすく解説するツアーです。番組内では、音響設備の説明に聞き入る参加者の姿や、地元飲食店を含む多くの出店が並ぶ“フェス飯”を楽しむ参加者の様子が伝えられました。

岸本代表のコメント　「蘇我のフェスにはたくさんの方が来られますが、地元の方は、中で何が行われているかわからない、ということが多かった。まず知ってもらいたい、というのが始まりです。」

フェスのまちを子どもたちへ伝える課外授業

今年初めて実施した取り組みとして、子ども向け課外授業も大きく取り上げられました。500インチを超える巨大モニターを見上げる子どもたちの姿や、ステージに立って歓声を想像するワクワクした表情が放送されました。

岸本代表のコメント　「“蘇我っていいよね”と思ってくれる人が増え、コミュニティが出来ていけば、いろんな活動の幅が出てくる。頑張っていきたいと思っています。」

■NHKでの放送を通して

今回の放送は、私たちの取り組みを多くの方に知っていただく貴重な機会となりました。これからも、フェスをきっかけに世代を超えて住民同士がつながることで、さらに地域を盛り上げていきたいと考えています。フェスを通じて地域住民が楽しめる場をつくること、そして地域づくり、人づくりにつながる活動として、今後も継続して取り組んでまいります。